市は4日、2016年3月の開業を目指している小田栄に設置する新駅の駅名について、先月行った投票の結果を発表した。
「小田栄駅」、「小田川崎駅」、「小田弥栄駅」の3つの案から選ぶ投票方式で、小田栄付近の11町会約9500世帯を中心とした地域を対象に、8月5日から21日までの期間、投票を呼びかけていた。
投票総数は1125票。結果は「小田栄駅」が889票で最多得票。次いで小田川崎駅が182票、小田弥栄駅は54票だった。市はこの結果をJR東日本に伝える。同社は検討した上で正式名称を決定し、10月頃に発表する予定だという。
市は、小田栄の地域や南武支線のイメージを高め、利用者に親しみを持ってもらえる駅にすることを目的に投票を企画。約10%の投票率だったことを受けて市担当者は「多くの住民の皆さんに取り組みを知ってもらえたと思っている。新駅に対し、関心をもってもらえたのでは」と話す。
今後は、9月中に市とJR東日本が施行協定を結び、JRが施行業者を決定。予定では10月中に住民向けの工事説明会を開き、その後着工に移るという。
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