川崎海上保安署が先月29日、職場体験学習を実施した。市立日吉中学の2年生4人が千鳥町の同暑を訪れ、様々な仕事を体験した。
生徒らは巡視艇に乗って川崎港を航海し、自らハンドルをにぎり運転を体験。海では採水も行い、海の環境を守るために同暑が行っている水質分析もした。警備業務の体験では、指紋の種類について説明を受けながら、署員さながら鑑識作業。船内での火災を想定した救難業務体験では、面体と呼ばれるマスクとヘルメットを装着し、酸素ボンベを背負って要救助者を運び、心肺蘇生法を学んだ。
同暑担当者は「若年層のときから保安署の仕事と川崎の海について知識を深めてもらいたい」と実施理由を話す。11月から来年の2月にかけては、市内4校の生徒が体験学習を予定しているという。
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