「川崎産業観光シンポジウム」が3月16日、川崎日航ホテルで開かれた。川崎産業観光振興協議会主催。川崎の観光資源として発信し7年目を迎える工場夜景の魅力を伝え、新たな発見をしてもらおうと企画し、市民ら約50人が参加した。
「工場夜景を語る」と題したパネルディスカッションでは、フリーキャスターの酒井千佳さん、株式会社ホワイト・ベアーファミリーの近藤康生代表取締役社長、東芝未来科学館のアテンダントを務める菊地仁美さん、市経済労働局の伊藤和良局長が登壇。「むき出しであるからこその機能美を感じる」「観光資源としてのポテンシャルはもっとあると思う」といった意見や「ノスタルジックであり近未来的」「公害の街というイメージを克服した産業の歴史の象徴だ」といった、それぞれの立場から見た工場夜景の魅力を参加者らに訴えた。
写真家や映像クリエイターによる、撮影した工場夜景をまとめた動画作品も披露されたほか、大学生の学生プロモーターによる「工場夜景グラス」も発表された。また、人型ロボットPepperが登場し、会場を沸かせた。
シンポジウムの後は、工場の中から夜景を堪能する「工場夜景スペシャルバスツアー」も実施。企画した市観光協会の亀山安之観光推進部長は「様々な見方で、想像力を働かせながら、これからも工場夜景を楽しんでほしい」と話していた。
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