在日コリアンをはじめ外国人市民を標的にしたヘイトスピーチ(差別と憎悪の扇動表現)デモが今月5日、中原区の中原平和公園で実施されたが、途中で中止となった。
差別主義者と対峙する市民らが体を張ってデモ隊の進行を食い止めた。デモ隊は10メートルほど進んだが、県警の進言などもあり、断念したという。
ヘイト解消法成立後、初のヘイトデモで実施団体は当初、川崎区で計画していた。5月30日に川崎市が公園でのヘイト集会不許可の通知を通達、6月2日に横浜地裁川崎支部も在日コリアンが集住する桜本地区半径500メートル以内でのヘイトデモの実施を禁じる仮処分決定を下したことから、中原区に場所を替えて行おうとしていた。
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