在日コリアンをはじめとした外国人差別にNOの意思を示す市民団体などが参画したオール川崎の「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」(関田寛雄代表)は、結成1周年の記念集会を2月4日(土)、東田町の川崎市労連会館で開く。
「多文化共生の発信地 ここ川崎から、『市民参加による人種差別撤廃条例の制定を!』」をテーマに、リレートークや講演会を行う。
同ネットワークは、川崎市で繰り返し行われてきたヘイトスピーチ(憎悪と差別の扇動表現)を根絶しようと発足。昨年1月に初の市民集会を開いた。昨年6月3日に施行された「ヘイトスピーチ解消法」の制定にも関わるなど、ヘイトスピーチ根絶の歩みを着実に前進させた。
川崎市では昨年12月27日に福田紀彦市長の諮問を受けた「川崎市人権施策推進協議会」による答申が出され、同市の公共施設などでのヘイトスピーチを事前に規制するガイドライン作りなどが求められた。集会を通じ、同ネットは、川崎から全国に先駆けた実効性あるヘイト対策が進められるよう訴える。
リレートークには神奈川県日韓親善協会連合会会長で元参議院議員の斎藤文夫さんをはじめ、国会、県会、市会議員らがマイクを握る。その後の講演ではジャーナリストの安田浩一さんが登壇。崔(チェ)江以子(カンイヂャ)さんによるアピールも行う。
午後1時から4時。開場は午後0時30分。参加費は無料。
問い合わせは、同ネット(【メール】nohatekawasaki@gmail.com)。
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