かわさき音楽人vol.6 パワフルな歌に思い込め 庄司みずきさん(A for─Real)
迫力のある歌声が魅力。ハードポップユニット「A for─Real」のボーカリストとして、川崎駅や新宿駅等、都市近郊での路上ライブ活動を続けている。
ギタリストの杉山直生さんとともにユニットを結成したのは2007年。「聞けば聞くほど味の出る、スルメイカのような楽曲」を志し、すでに4枚のアルバムをリリースしている。自身は約50曲あるオリジナル曲のほとんどの作詞を担当している。
「自分たちの姿を見て、一人でも元気をもらってくれれば」。そんな思いで、路上でのライブを続けてきた。ライブハウスでの演奏も行っているが「聞いてもらえる人数は路上の方が格段に多い。ご縁を与えてくれる場です」。通り過ぎていく人たちには、一瞬しか聞いてもらえないかもしれない。それでも、ワンフレーズで興味を持ってもらえるように、心を込めて歌う。「パワーをもらったよ」。観客にかけられるそんな言葉が何よりうれしい。
中学校・高校ではバスケットボール部に所属。高校時代3年間は1000メートル走のタイムが学校一だった。その体力は今も健在で、週に3〜6日、コンスタントに8時間以上路上で歌い続けている。
さらに、ライブの度に持ち出すアンプ等の機材やチラシ等、ライブに必要なものをすべて詰め込んだケースは総重量30キロ以上。キャリーに結わえつけて運んでいるが、基本的に電車移動のため「エスカレーターのない駅は地獄です…」。それでも、一度中身をばらして少しずつ運び上げるなど、たくましい。
川崎駅では主に土曜日、午後4時頃から東口のタリーズ前でライブを行っている。「パワフルでエネルギッシュなライブを、ぜひ見に来てください」
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12月27日
12月20日