駐横浜大韓民国総領事館と日韓友好川崎市会議員連盟の懇親会(同領事館主催)が今月9日、川崎日航ホテルで開かれた。領事館や市議、民団の関係者ら約60人が出席し、親睦を深めた。
挨拶に立った朱重徹(ジュ ジュンチョル)総領事は「韓日関係は少しずつ改善され、次の段階に進んでいる」と指摘。今後の友好親善をさらに深めるには、「地方レベルの努力も必要だが市民レベルでの取り組みも重要」と語った。
ヘイトスピーチ問題にも触れ「川崎は日本を代表する多文化推進都市でヘイトスピーチデモを先頭に立って止めた」と評価。「大阪に次いで2番目にヘイトスピーチ規制条例が採択されることを期待している」と述べた。
金利中(キム リジュン)民団神奈川県地方本部団長は「ヘイトスピーチは在日だけではない。障害者もターゲットとなっている」と強調。確固たるヘイトスピーチ規制のための市条例の制定を市議会に求めた。
これに対して大島明同市議連会長は「6月のヘイトスピーチデモを止めることができたことは、川崎市と韓国が築いてきた友好と絆の強さが物語っている」とし、「これからも手を差し伸べ協力し合える関係を強化しなければならない」との認識を示した。
懇親会は川崎市と韓国・富川市の友好都市締結20周年を記念して行われた。
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