小中プールでセシウム検出
市内の小中学校がプール使用を開始するのを前に、相模原市教育委員会は先月23日、市内各区1箇所の学校屋外プールで、プール水の放射性物質の測定を実施した。その結果、2校のプールで、沈殿物を含む泥水から放射性セシウムが検出されたことがわかった。
検出されたのは、上溝中学校と相模台小学校。数値は上溝中が16・6ベクレル、相模台小では3・0ベクレルだった。この結果を受け市教委は、プール清掃の未実施の学校について最初の清掃に児童、生徒を参加させないことを決めた。
プール水の放射性物質については、今のところ基準値が定められていない。