プロ・アマ問わず、手作り品を展示・販売する「アートフェスティバルinさがみはら」が11月23日(土)、JR相模原駅のペデストリアンデッキで開催される。相模大野のアートクラフト市は毎年恒例となっているが、中央区で手作り品が並ぶイベントが行われるのは初めて。特色ある商店街づくりと活性化を視野に相模原西商店街協同組合が主催する。
市の玄関口であるJR相模原駅前に位置する西商店街。近年は、大型商業施設を有する緑区橋本や南区相模大野など、周辺の地域に客足が流れつつある現状にある。近隣で行われる市民桜まつりや相模ねぶたカーニバルなどの行事も、駅前から少し離れての開催のため、よりアクセスの良い場所でのイベントを望む声があがっていた。飲食店が特に多く立ち並ぶ地区だからこそ、「まず人を呼ばなければ活性化は見込めない」と頭を抱えていたという。
そんな中、商店街内でも趣味で手芸などを嗜む人が多かったことから、アートフェスティバルが「玄関口の街おこし」として挙がった。将来的には、補給廠返還後の駅北口開発に合わせて、駅前の名物イベントにしていきたい考えだ。
同組合理事長の中里和男さんは「まずはモノ作りが好きな人を積極的に集めたい」と出店者の募集に力を入れる。市内で恒例行事となっている相模大野の「アートクラフト市」でも、開始当初は出店者がなかなか集まらなかった経緯があったからだ。一方、「趣味で手作り品を制作しているが、発表の場がない」ともどかしさを感じている人がいるのも現状。「そんな方々を集めて、交流の機会になれば。来場者には世界で一つの宝物を見つけてほしい」と中里理事長。「中央区の目玉イベントに」と意気込む。
イベントの詳細はHP(http://artfestival-sagamihara.com/)または事務局【電話】042・703・8811へ。
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