市立小山中学校(佐藤修校長)で4日、トランプを用いた防災教育公開授業が行われた。
2012年度から、市教育委員会による「防災教育実践研究校」に指定されている同校。市のモデルケースとしてこれまで、緊急地震速報システムの導入や安全マップの作成など、防災教育の一層の充実に向けて取り組みを行ってきた。
授業は「命を守るために必要な知識と行動を学び、実践できる態度を育てる」をテーマに、3年生全7クラスで実施。生徒が5〜6人ほどの班に分かれ、「緊急地震速報が発令されたらどう行動する?」といった議題について、真剣に話し合った。その後、防災教育アドバイザーの福本塁さんが開発した「防災トランプ」を用いて授業を展開。カードに記載された防災に関するテーマについて話をするとボーナスがもらえるゲームを通して、生徒たちは楽しみながら、自分たちができる防災行動などについて学ぶ姿が見られた。
佐藤校長は、「子どもたちも積極的に臨んでくれていたので良かった。今後も防災意識の向上に努めたい」と話している。
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