相模原市は1日より、さがまちコンソーシアム(相模原・町田大学地域コンソーシアム)加盟大学の学生が制作した防災啓発動画4作品を公開した。市の防災啓発動画を学生が制作するのは今回初の試み。
動画は市ホームページ「さがみはらチャンネル」で見られるほか、市役所内のモニターや市内を走るバスなどでの放映を検討。防災イベントでも活用していく。
動画の制作は、昨年4月に市防災条例が施行されたことを受け、自分の命は自分で守るという「自助」や自分たちのまちは自分たちで守るという「共助」の事前対策や応急対策をテーマに30秒で構成。学生は絵コンテの作成からキャストや衣装・機材の準備、撮影・動画編集まで自ら行った。
制作されたのは、玉川大学土橋チーム「赤防災ずきんちゃん編」、青山学院大学山口チーム「3つの行動編」、相模女子大学石田チーム「インタビュー編」、さがまち学生Clubチーム「自分たちの町は自分たちで守る編」の4作品。
担当の市危機管理課は「防災啓発に若い感性を活かしたいと考えました。学生をターゲットに制作されたものなど、ユニークな視点に驚かされました」と話した。今回の動画制作は学生が防災を学ぶ機会にもなったという。市は2015年度も学生による防災動画制作を続ける予定。
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