子どもから高齢者まで、世代を超えた幅広い交流を促す地域の拠点として県立上溝高校近くの田接骨院跡に開所した「ぶらっと上溝」で7月26日(火)、「子ども食堂」事業が開始される。
共働きやひとり親家庭といった家庭の事情で孤食や貧困状態に置かれている子どもを支援しようと、全国各地で開かれている「こども食堂」。上溝地区では、「ぶらっと上溝」の開所に伴い、「子どもの貧困を何とかしたい」という思いを抱えていた同地区に住む山本裕子さんの発案がきっかけで、事業の開始が決まった。
当日は、山本さんを中心に地域住民が手作りした料理が振る舞われる。食後は、同所でくつろぎながら、おしゃべりしたり遊んだりすることができる。
事業の協力をしている同地区社会福祉協議会の職員は、この事業をきっかけに「地域全体で子育てを支援する機運が高まり、子どもにとって安心できる大人がたくさんいる地域になれば」と期待を口にした。時間は午後5時から7時で、参加費は、食事代として大人300円、子ども(高校生まで)100円。親子でも子どもだけでも参加可能。次回は、8月23日(火)を予定しており、定期的に開催する方針だという。
問合せは、同会【電話】042・762・0079へ。
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