女子サッカーなでしこリーグ2部の第17節が10月8日に行われ、首位のノジマステラ神奈川相模原(南区新戸)は相模原ギオンスタジアムでセレッソ大阪堺レディースと対戦。試合は引き分けたものの、勝ち点差5で2位につけていたちふれも引き分けたため、最終節を残して、優勝が決定した。ノジマステラは来シーズン、県内のチームとして、初めてなでしこリーグ1部に昇格する。
8日に行われたホーム最終戦。ギオンスタジアムには1480人のサポーターが詰め掛け声援を送った。前半34分に先制されると、同点に追いつけない苦しい展開が続く。
そんな状況の中、後半39分、日本代表にも選出されている若きDF高木ひかり選手が3試合連続となる値千金のゴールを決め、試合を振り出しに。そのまま1-1で試合が終了すると、注目は同時刻に行われていた2位・ちふれの結果に移った。
試合終了から1分後、場内アナウンスでちふれが引き分けたことが流れると、選手らはグラウンドに駆け出し、抱き合い、泣きながら歓喜の輪を作った。
菅野将晃監督は「皆さん、お待たせしました。やったぞー!」と絶叫。「現在の20人のメンバーだけでなく、チームを支えてくれた13人のOGにも拍手をおくって頂きたい。これからも皆さんと共に地域に愛されるチームとして、サッカーを盛り上げていきます。来年から5シーズンかけて、なでしこリーグ1部優勝を次の目標にしていきますので、一緒に戦いましょう」と呼びかけた。
主将としてチームを鼓舞し続けたMF尾山沙希選手は「みなさん、おめでとうございます。声援が励みになりました。仲間と喜びを分かち合えたのが嬉しいです」と、ほっとした笑顔を見せていた。
その後は場内でサポーターと記念撮影。ハイタッチをして喜びを分かち合った。サイン会も長蛇の列ができる人気だった。
なでしこリーグ2部の最終節は16日(日)。ノジマステラは午後1時から保土ケ谷公園サッカー場でニッパツ横浜FCシーガルズと対戦する。
さがみはら中央区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|