JR東日本横浜支社はこのほど、相模線番田駅(上溝)の木造駅舎をリニューアルすると発表した。老朽化に伴うもので、2018年春の使用開始に向け、すでに工事が始まっている。
番田駅は1931年に開業。現在の木造駅舎は1941年に建設された。跨線橋でホームへと繋がっている駅で、昨年には出札窓口の営業が終了し、現在は無人駅となっている。
番田駅の一日の乗車平均は、JRが最後に公表した2014年度の統計で3643人(市内JRの駅では11駅中9番目)。2010年度には駅改札内にエレベーター、男女別トイレ・多目的トイレが設置され、駅舎がバリアフリー化。このほど駅舎建物の老朽化に伴い、耐震強化を図る目的で改築に至った。
改築される駅舎は耐震性のある鉄骨造平屋建てで、面積は駅事務室部分が約30平方メートル。「エキマチStation〜エキとマチを広場で結ぶ新しい番田駅〜」をコンセプトに据えている。すでに着工しているが、工事は駅舎のみであるため駅舎外のホームや跨線橋、旅客トイレ、多機能トイレなどは工事期間中も利用することができる。
駅舎改築を受け、番田諏訪面自治会の亀崎武会長は「できることなら、この機会に利便性が向上するように改築してほしい。改築することで駅の印象が良くなり、上溝南高校に通う生徒が増えて地域が発展するきっかけになれば」と話している。普段から番田駅をよく利用しているという上溝在住の下田さんは「改築するのは知らなかったけど、新しくなるのは良いと思う。町全体が明るくなってくれれば」と期待を寄せた。
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