「有難い」日々
南区当麻の蓮向寺住職/音楽家・北條不可思(ふかし)さん(50)の長男慈音(じおん)君(17)が意識不明の重体から帰寺して、2ヶ月半が過ぎた(=写真・本堂にて)。
重度の脳性マヒによるハンディー(四肢体幹機能障害)をもつ慈音君。今年7月、自宅で呼吸困難に陥り、心肺停止となったが、救急救命治療のおかげで一命をとりとめた。
4ヶ月間の入院生活を終え、10月に退院。住み慣れた我が家にもどってきた。「在宅での医療・看護等の生活は大変なことは多々ありますが、おかげさまで、訪問のチーム(ドクター、ナース、マッサージの先生)との新しい良き出会いを頂いております。有り難い事です」(不可思さん)
なお、不可思さんも小脳梗塞のリハビリを順調にこなし、現在は音楽活動、レコーディングも積極的に行なっている。来年は待望の地元公演も予定。