年末に開催決定 民間主導で市民マラソン 「5時間リレー」 親子コースも
チームで総周回数を競う「相模原はやぶさリレーマラソン」(主催同実行委員会)が12月23日(日)、相模原麻溝公園競技場(南区麻溝台)を会場に初めて開催されることが決まった。11月15日(木)まで参加者を募集中。市に愛着を持ってもらうことや、相模原の名を全国に轟かせるのがねらい。
その名も「はやぶさ」
相模原で市民のフルマラソンを―。そんな催しが企画されたのは、昨年の秋。相模総合補給廠(ほきゅうしょ)(中央区矢部新田他)で同時期に行われる東日本マラソンに大勢の参加者が集まることから、相模原商工会議所のメンバーが市のPRなどを目的に、民間主導でのマラソン大会実施に向けて準備会を立ち上げた。しかし、フルマラソンについては、会場の確保や道路使用の面で準備が難航。変更を余儀なくされた。
こうした中、ロンドン五輪のマラソンが周回コースで行われたことで、同様に周回するルールでも参加者からも理解を得られると判断。実現可能な方法として急きょリレー形式に切替え、今回の開催にこぎつけた。地域企業が企画する一般向けのマラソン大会の実施は、市内で初めて。
大会は2種目で実施。2人以上8人以下のチームで総周回数を競う「5時間リレーマラソン」(600チーム)、2人1組の親子による「親子ペア2キロ」(200組400人)が行われる。コースは、競技場から沿道に飛び出し、探査機はやぶさをモチーフにした「イトカワポイント」で折り返す設定。ランナーが走りやすいよう、ステージを設け、バンド演奏やライヴ、チアリーディングの披露も行う。柴田正隆実行委員長は「市のへそとなるようなイベントにしたい」と大会への意欲を述べ、将来的にはフルマラソンを開催していく方向性を示唆した。
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