全国の佐川急便セールスドライバーから選ばれた『佐川男子』の一人 白根 大輔さん 中央区田名在住 27歳
南区駆ける「集配男子」
〇…「あれ?もしかして…」。3tトラックで駆け回る毎日、呼び止められることが多くなった。中学高校時代に野球で、そしてこの仕事で鍛えられた、逞しい体。日に焼けた肌と対照的に、笑顔からこぼれる白い歯はとても眩しい。これでは世の中が放っておくはずもない。爽やか過ぎるこの青年は、”佐川さん”というよりアイドル”佐川男子”。全国の佐川急便セールスドライバー約3万人から選ばれた一人だ。昨年にはこの50人を紹介した書籍『佐川男子』(飛鳥新社)で一躍時の人となった。「まさか自分になるとは思っていなくて。光栄です」
〇…北里・麻溝台を中心に、南区を颯爽と回る毎日。早朝、相模原店(愛甲郡)で午前便の荷物をトラックに詰め込み各配達場所へ。一度お店へ戻り、午後は集荷をメインに再度南区へ。そしてこの業務以外にも、新しい顧客への提案を同時にこなす。だからこそ、肩書きは配達屋でなくセールスドライバー。「そこがまたこの仕事の魅力であり醍醐味ですね」。前職での営業経験が活きている。
○…小学6年生まで東京都文京区で育った。中・高と横浜市で過ごし、その後妻の実家近くの相模原へ。めっきりスポーツとは縁がなくなった現在も、「たまに筋トレはしています。まあ、仕事をしながら鍛えているようなものですが」。小学4年生と4歳の二人の娘を持つパパでもある。TV、雑誌などのメディアに登場してから学校や幼稚園でも人気者だという。
〇…「白根さんでなくなっちゃうんだ〜。それは残念だわ」。コースを変更する話が出た際、得意先からかけられた労いの言葉は印象深い。「ただの配達ロボットになるのでなく、白根さんだからと頼ってもらえるようになれれば」。モットーは、日々少しでも成長している自分でいること。「今までは若手の域だったが最近は後輩も増えてきた。やるからには常に上を目指していきたい」
|
|
|
|
|
|