議会報告 ボーノ相模大野について 相模原市議会議員民主・新無所属の会桜井はるな
6月定例会の一般質問で、商業施設・ボーノ相模大野について質問しました。
市の南の玄関口であり、相模大野地区の賑わい創出につながっていると感じられますが、一方で、一部の市民からは核がない、シニア向けの店がないなどの意見も聞かれます。そこで現状についてお聞きしました。
ビル風問題について
ボーノ、特にビルの間のボーノウォークは風が強く、訪れた高齢者が暴風で転倒したケースもあります。テナントの中には、商品の洋服を店先に出せず困っている店もあるようです。風の認識と対策について問いました。市は風対策として、ボーノ2階西側の出入り口、ボーノ横丁の西側出入り口付近を中心に再開発組合と年度内をメドに対策を検討するとのことでした。
駐車場利用について
ボーノに隣接する相模大野駅西側自動車駐車場は、特に平日空車が目立っていると見受けられます。ボーノの総事業負担は175・4億円、駐車場だけでも建設費用で約60億円の公営企業債つまり借金をし、22年間の償還で平成44年度まで返済せねばなりません。
そこで、同駐車場の利用状況等と促進対策を尋ねたところ、同駐車場の4、5月の1日の平均利用台数は、相模大野地区で800台収容可能な立体駐車場と比較すると約300台少ないが、相模大野地区全体として前年比は5%増の利用状況だそうで、今後も利用促進に努めるとの答弁でした。
ボーノウォークを有効活用ユニコムプラザは利用増を
ボーノウォークは憩いの場の提供に向け、2階にカラフルな机やイスを置き、イートインコーナーの設置を提案しました。加えて3階のユニコムプラザ相模原は利用基準の緩和の条例改正も含め、検討が必要です。とりわけシェアードオフィスの利用率3割は低過ぎます。ピアノを常設し多目的施設として利用を緩和し、利用率アップを管理者、有識者で考えていくべきです。 市は今後、ボーノウォークについて商店会のイベント開催や賑わい創出事業を検討、プラザは案内表示の工夫や係員による誘導など、入館しやすい環境づくりをめざすと述べました。
相模原市議会議員 桜井はるな
相模原市南区鵜野森
TEL:042-767-7247
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