相模湖産材を世界にPR 森づくり・モノコン 東京チェアシティ展に展示
相模湖産の間伐材を世界に発信─。今月23日(金・祝)から10月2日(日)まで、東京丸の内で開催される「UIA2011東京チェアシティ展」に、今春相模湖地区で実施された「森づくり・モノづくりコンテスト」の入賞作品5点が展示されることとなった。多くの人の眼に触れることによって、作品が民間企業等とタイアップして商品化され、地域振興に一役買うことが期待されている。
豊かな水資源を抱える相模湖地区で4年前に、NPO「緑のダム北相模」や相模湖商工会、相模湖観光協会等で結成された、森林再生事業促進実行委員会(山本俊雄委員長)。同実行委員会では「森林破壊という負の遺産を、子孫に残してはならない」の理念のもと、森林の保全活動の際に生み出される「間伐材」や「FSC認証材」を有効活用したものを開発する「森づくり・モノづくり」コンテストを開催している。
今年は「椅子」をテーマに3月にコンテストを開催。計208作品(子ども部門110作品含む)が全国から集まった。今年はテーマに合わせ、東京チェアシティ展の役員にコンテストの審査員を依頼していたこともあり、コンテストの入賞作品が同展で展示されることになった。世界が注目する
東京チェアシティ展
「第24回世界建築会議」の一環として開催される「東京チェアシティ展」は、今月23日から10日間、丸の内オアゾ1Fや丸ビルで実施される。期間中は、コンテストの入賞作品が展示。大勢でくつろげる工夫がなされたベンチや日本地図が書かれたユニークなベンチなど、多種多様な発想や視点で制作された椅子5点が並ぶ。10月1日にはコンテスト入賞者の表彰式、2日には武田双雲氏の「世界感謝の日」と題した講演などのイベントも行われる。
森林再生事業促進実行委員会は「豊かな森林を抱える、相模湖地区の木材を使用した製品を開発することは、地域発展・森林保護双方の観点から非常に重要です。世界各国から多くの人が集まるこの機会に、相模湖産の間伐材の良さをアピールし、商品化に向けた話が進行すれば」と話している。
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