2月8日未明、14日未明から関東地方などを襲った記録的な大雪は、市内にも大きな爪あとを残した。
市危機管理局によると、8日の市内の積雪量は、観測地点となる津久井消防署藤野分署で最大65cm、14日には青根出張所でそれを上回る104cmを観測した。その他にも14日は市内各所で大幅な積雪を記録。藤野分署で100cm、鳥屋出張所で85cm、津久井本署で64cmとなり、中央区でも相模原本署で56cmを観測した。市危機管理局では「いつ以来となるかは現在調査中だが、近年稀な積雪」と話す。津久井消防署では「住民から『40年以上ぶり』という声を聞いた」と話している。
交通網にも大きな乱れが生じた。8日は、圏央道・相模原愛川IC入口付近のほか、市道で3カ所が通行止めに。14日・15日にはそれを上回る17カ所(高速含む)で通行止めとなった。電車も各線で運休、運転見合わせが相次ぎ、市民の足に大きな影響を及ぼした。
また市消防局によると、2月8日の市内救急出場件数は109件、9日142件、10日149件と、年間平均92件を大幅に上回る回数に。14日も112件、15日154件、16日127件と2週続けて救急出場が相次いだ。15日の154件は、昨年大雪に見舞われた成人式の翌日の1月15日と並び過去最多。2週連続の記録的な大雪によって2月の出場件数は例年よりも大幅に増えているという(2月16日午前時点)。「雪の影響、路面の凍結によって交通事故、転倒、労働事故が多かった。足元に十分に気を付けてほしい」と注意を呼び掛けている。
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