冬に雪が降ると、白馬が空に駆け上がるように見えることから、古くから通称”丹沢の白馬”と呼ばれる東丹沢山系の白馬尾根の雪形。丹沢山塊、鳥屋地区(蛭ヶ岳1672m)の東、鬼ヶ岩付近に位置するこの雪形が、3月5日に降った大雨の影響で、後足付近に雪崩がおきて崩落した。
北丹沢山岳センターによると、「丹沢の白馬の雪解けは、毎年の現象ですが、今回はかなり大きな規模の雪崩です」という。その崩落前後を、相模原市民カメラマンとして活躍する高橋文雄(青山在住)さんが写真に収めていた。
高橋さんは「今回の雪崩の下流には日本滝100選にも選ばれる早戸大滝があり、その影響が懸念されます」と話している。
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