相模原を舞台にしたオール相模原ロケ映画として市民出演などで注目を集めていた「ホペイロの憂鬱」が、MOVIX橋本で来年1月に先行ロードショーされることが11日の関係者による市内試写会で正式に発表された。10月上旬には公式ホームページも公開され、最新情報が更新される予定。
映画は市内在住の作家・井上尚登さんの同名小説が原作。相模原のJ3サッカーチームに所属するホペイロ(用具係)を描いた内容は、ミステリアスながらもユーモア溢れるストーリー。今年2月から3月にかけ市内各所で撮影された。6月には都内で初号試写を実施。配給会社が決まったことから制作サイドは上映時期の検討を加速させ、MOVIX橋本での先行ロードショーで交渉がまとまったことにより、市内試写会での発表にこぎつけた。新春公開の第2弾として角川シネマ新宿での上映も決定。その後、全国で順次公開される見通し。
永井大さんの出演も公表
主演の白石隼也さんのほか、水川あさみさん、佐野史郎さん、川上麻衣子さんらに加え、新たにチームのエースストライカー役として永井大さんの出演も公表された。豪華キャストの好演も光り、映画を一層盛り上げている。10月上旬には公式ホームページが立ち上がる予定で、上映日程などの最新情報が公開される。
11日の試写会では関係者100人に映画を初披露。今回制作にあたったプロデューサーの小池和洋さんと金子尚樹さん(いずれも市内在住)が本紙の取材に応じた。小池さんは「相模原を舞台にした映画をどうしても作りたかった。協力してくれたすべての方に感謝。全国に映画を発信したい」とし、金子さんは「相模原で映画文化を盛り上げようとの思いでやってきた。この映画がそのきっかけになれば」と話すなど同映画に懸ける思いや、市の文化発展に向けて期待感を示した。
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