「ここに住んで8年ほどになりますが、今年に入り、いきなり伸びだしたんです」と驚きの声を上げるのは、山崎団地に住む大塚陵子さん。株の部分しか見えなかった植物は、「1日50センチは伸びたのでは」との成長を遂げ、いまや建物4階部分のベランダに届かんばかりの高さに(=写真右)。
それもそのはず。この植物・リュウゼツランは「百年植物」の別名を持つほど成長が遅く、1度きりの開花まで数十年を要するとか。開花の時期には突如、花茎が7〜8mほどになるという。同団地のものも蕾が膨らみ始めた(=写真左)。なお、蘭とは別種。