ボランティアコーディネーターとして絵手紙ギャラリーウォークを企画した 関根 美咲さん 金井町在住
プラス思考で人の和広げる
○…「子どもたちには、たくさんの経験をして、様ざまな角度から物事を捉えて欲しい」。3年前から町田市立金井中学校でボランティアコーディネーター(VC)として活動する。「地域の方々のパワーと経験が子どもたちの身近なものになれば」と商店会と協力して子どもたちや地域住民が描いた絵手紙ギャラリーウォークの企画や、様ざまな職業の人の話を聞く授業など、子ども・学校・地域を結ぶ役割を果たしている。
○…愛媛・松山出身。3妹弟の長女で、小さい頃から正義感が強くリーダー格。「いじめっ子から体を張って友だちを守ったりした」ほど。「人の世話がしたい、喜んでいる顔を見るのが好き」な子どもだったという。「みんないっぱいハッピーになればいいのにな。自分が明るく振る舞い、プラスのパワーをみんなにあげたい」と思う子どもだった。21歳の時に上京。マスコミで広告・編集を担当し、今ではイベントプロデューサーとして活躍している。
○…「時間は限られている」という。「体を動かすことができ、実践でき、人に必要とされる時なんてあっと言う間。その時に100%の力を出さないと」。陸上を頑張るため寮生活を送る高校生の娘さん(関根花観さん・同中卒)にも「どんなに辛い時でも『頑張ってね』と言われたら、『ありがとう』と言おう。そうすれば、そのプラスの言葉を力にして、乗り越えられるから」とエールを送る。プラスの気持ちがないと次のプラスはない。
○…最近、幼少から続けてきたダンスを再開し、自らの教室をオープン。家庭、仕事、VC活動とフル回転の中、もう一つ夢を叶えた。「どんどん前に進まなければね」。子どもの頃、考えたことがある。あと何人の人に出会えるか―。結論は「そんなに多くの人とは物理的に出会えない」だった。「出会いは絶対ムダにしない。人との”縁”を大事にしたい」。全てをプラスに考え出会いの中で人の輪を広げていく。
|
|
|
|
|
|