チャレンジ防災 2市またがり初の試み 産・学・住・公の地域連携
町田市と八王子市にまたがる都立小山内裏公園(小山ヶ丘4の4)で6月28日(土)、近隣地域住民による大規模な「防災イベント」が開催される。午前10時〜午後3時。公園を災害時に避難場所として有効活用し、また、地域住民が災害時に応急対応リーダーになるべく育成するのが目的。
都立小山内裏公園で初となる防災イベント「チャレンジ防災」は、町田・八王子両市の各自治会や街づくり協議会、ボランティア、警察、消防、郵便局、学校、地域企業、商議所、都職員など様ざまな顔ぶれが連携・協働して行う大規模なイベント。同公園の木本ひろみセンター長の発案により、今年3月より準備を始め、今まで何度も会議を重ねてきた。実行委員長の岡村順司さんは「多くの団体が参加してくれて、とても有意義なイベントになると思う」と話す。
当日は、バーベキュー場を利用して、火おこし体験や、近隣の民間企業が開発した大型浄水器を使ってきれいにした水を使い非常食の炊き出し試食体験のほか焼き芋も行う。
パークセンター内では震災写真やレスキュー活動報告のパネル掲示、地元企業が開発した防災機器などが展示される。
太陽光を利用して調理する「ソーラークッカー」の実演やAED操作訓練、非常用トイレの設置など、より実践に近い形で行われる。
また、警察車両(パトカー・白バイ)や消防車両(はしご車・ポンプ車)、起震車が設置され、体験乗車や見学ができる。各市内で活躍するキャラクター、ピーポ君・ゆずろう・ぽすくま・信ちゃん・ゼルビーも集結し、イベントを盛り上げる。
岡村実行委員長は「一回きりでなく継続できるようなイベントにしたい。参加した人が楽しみつつ、防災に対する意識を持ってくれれば。またスタッフとして携わる人が、実際の有事の際に地域住民の旗振り役として実践できるような場になれば」と話している。
小雨決行、荒天は翌29日(日)に順延。中止の有無など問合せは同公園【電話】042・676・8865へ。
![]() ポスターは学生が制作。当日は優秀賞の表彰式も行われる
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