「スポーツ地域振興シンポジウム」が20日、和光大学ポプリホール鶴川で行われ、パネリストに元サッカー日本代表監督・岡田武史氏、FIFAコンサルタントの杉原海太氏、石阪丈一町田市長が登壇し、スポーツで街が一つになるということについて話し合った。
このシンポジウムは、町田市のスポーツ推進計画の抱える課題や今後のスポーツを活用した地域創生の考え方、またスポーツ振興を支える人材などについて話し合おうと企画されたもの。
今回は元サッカー日本代表監督の岡田武史氏とFIFAコンサルタントの杉原海太氏、そして石阪丈一町田市長が登壇し、町田市のスポーツの現状や取り組み、課題、これからのことなどをテーマにディスカッションが行われた。
岡田氏は現在、サッカー四国リーグのFC今治のオーナーを務めている。FC今治は四国リーグで昨シーズン優勝し、今シーズンからは全国リーグであるJFLに参入する。JFLはJリーグ(1〜3部)の次のリーグ。
「最初は今治の地元で誰も相手にしてくれなかった。成績を残し、夢を語ることで、支援者が増え、応援してくれるようになった」と話し、地域の理解がいかに必要かを説いた。「でもね、だた『優勝します』という夢ではなくて、サッカーを通じてどんな経験ができるか、どのように生活とかかわるかなど、『大きな夢』を広げないとね」と熱く語り、会場は大きな拍手に包まれた。
石阪市長は「2013年の東京国体では多くの人がボランティアとして協力してくれた。ボランティア数は都内で1位。他の人口が多い自治体より多い。この方たちが今でも、様々なイベントでもボランティアとして協力してくれている。数字には表れないかもしれないが、町田市の財産だと思う」と市と市民との関わりを紹介。
今治もサッカースタジアムの規模がJリーグの規定に届いてなく、「5000人規模のスタジアムを計画中」とのこと。複合型のスタジアムを予定していて、「ショッピングセンターがあり、トップレベルのトレーニングセンターも併設する予定。日本中のトップアスリートが今治でトレーニングし診療も行う。もちろん地元の人たちも同じように最高のトレーニングをすることができる。高齢者はリハビリにもなる」と岡田氏。「人口16万人。近隣自治体を合わせても100万人いない。町田は交流人口200万人いるという。何でもできるよ」と岡田氏は町田市にエールを送った
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