公益社団法人東京都宅地建物取引業協会八王子支部(野口文男支部長)は9月23日、三崎町で恒例の不動産街頭無料相談会を行った。今年は市民46人が訪れ、組合員らが不動産の悩みに対応。弁護士などへの相談枠は事前予約で埋まるほど、好評を博した。
なお、今年度創立50周年をむかえた同支部は9月9日、120人を集めて旭町で記念式典を開催した。
スタートした1965年の支部の所属社数は86。「発足当時は親睦が一番の目的だったよう」と野口さん。92年が最も多く400社を超えていた。そして現在は320社ほど。「今は不動産業界の地位の向上に努めている」。無料相談会のような社会貢献活動もその一環にある。
また、野口さんは「会員の拡大。業界の底上げ」を今後の課題としつつ、八王子の不動産業界については「どこのエリアでもそうだろうが空き家問題が避けて通れない。行政と協力して取り組みたい」と話した。