神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
八王子版 公開:2016年4月21日 エリアトップへ

5月15日(日)に開催されるワインイベント「サンヴァンサン八王子」の代表をつとめる 渡辺 純さん 長沼町在住 52歳

公開:2016年4月21日

  • X
  • LINE
  • hatena
渡辺 純さん

昼下がり グラス片手に

 ○…イベントは正午から午後5時と日中に行われる。「(海外のように)昼から堂々と飲もう」というメッセージも込められている。「(昼飲みは)酔いが覚めてから就寝できるので体に良く、早寝早起きできますよ」。八王子駅周辺の30数店舗でワインの飲み歩きを楽しめるイベント。今回、5回目を数える。「八王子を大人が楽しめるグルメの街に」。同業の店主らと「同じ立ち位置」を意識しながら、目標にむけ仲間たちを引っ張る。

 ○…渋谷区青山の生まれ。小学校へ入る前、八王子へ転居した。高校時代はバイクに熱中。オフロードバイクを購入し「できるだけアスファルトを走らず」長野県まで出かけた思い出もある。大学卒業後、建築家をめざすも半年間で挫折。24歳の時、洋菓子店を経営する父親が作ったケーキを扱う喫茶店を吉祥寺に開き、その道を歩むようになった。

 ○…父親は洋菓子づくりをスイスのバーゼルで学んだ。38歳で引き継いだ会社は50年近い歴史を持ち現在市内を中心に10店舗を構える。「父親が『同じ屋号のチェーンを展開』したのに対し、自分は店ごとにコンセプト、表情を変えました」。経営に独自の哲学が幾つもある。店舗づくりは「海外の田舎の人気店」のみを参考にする。「『いらっしゃいませ』というフレーズに疑問を感じます。接客なのに『ワンウェイ』なのはおかしい」。海外では「こんにちは」などと来店した人から挨拶をするのが一般的という。「でも『ネット上』に書かれてしまうんで、スタッフはきちんと言いますよ」と笑う。

 ○…ワインに目覚めたのは35歳のとき。その醍醐味は「ぶどうを介して大地を飲んでいる感じ」と語る。好物は牛肉の赤身を炭火で焼いたもの。「あとサンジョヴェーゼ(赤ワイン)があれば何もいりません」。昨年はチケット1500枚が完売。今年もイベントを通じてワインに親しみを持ってもらうとともに「来場者にとっての(飲食店の)発見があれば」と期待している。

八王子版の人物風土記最新6

樫井 陸さん

瀬戸山賞を受賞した青年ボランティア団体「八王子BBS会」の会長を務める

樫井 陸さん

中央大学3年生 21歳

12月19日

藤崎 舞雪さん

視覚障害者で、「ケア」に関わる人の地域談話会「ケアカフェ」の講師を務めた

藤崎 舞雪さん

楢原町在住 37歳

12月12日

小峰 英男さん

40年間制作し続けた「木版画年賀状」の展覧会を開催した

小峰 英男さん

八幡町在住 82歳

12月5日

上島 浩子さん

赤ちゃんや家族と地域をつなぐイベントを初開催する

上島 浩子さん

上川町在住 43歳

11月28日

尾崎 靖宏さん

設立40周年を迎えた八王子肝友会の最長会員の

尾崎 靖宏さん

堀之内在住 71歳

11月21日

工藤 裕子さん

石川県輪島市でボランティア活動を行った市民団体のリーダーを務めた

工藤 裕子さん

東浅川町在住 41歳

11月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月30日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

八王子版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

八王子版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月19日号

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook