子どもの健やかな成長発達に役立つ優れた製品やサービスなどを顕彰する「キッズデザイン賞」の優秀賞が先ごろ発表され、七国の「東京ゆりかご幼稚園」(内野彰裕理事長)が最優秀賞となる「内閣総理大臣賞」を受賞した。10回目となる今回は、全国の企業や自治体、教育機関などから、503点の応募があった。
園舎の省エネ機能も
同幼稚園は、七国の自然を生かしつくられた園庭が里山文化を構成し、子どもたちが主体的に自然と触れ合える環境にある点や、開口部の広い木造平屋が園庭とつながり、自然換気を生み出すことでエネルギー消費の抑制につながっていることなどが評価された。
また、園の建設を手掛けた「渡辺治建築都市設計事務所」(川崎市)らにも「内閣総理大臣賞」が贈られた。
内野理事長は「大変栄誉ある賞を頂きうれしい。子どもたちが自然と関わり、『生きる力』を身につけられるように環境を整備した。今後とも子どもたちと一緒に里山で学んでいきたい」と喜びを表している。
キッズデザイン賞は内閣府認証のNPO「キッズデザイン協議会」が主催(和田勇会長・積水ハウス(株)CEO)。同園は1975年創設。14年より七国で園を運営。敷地面積約2万2000平方メートルは都内最大級の広さ。
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