村内美術館(左入町/村内道昌館長)は、その作品が今年7月世界文化遺産に登録されたフランスの建築家ル・コルビュジエによる車と椅子を展示している。
展示されているのは「BMWの1号車」と言われるイセッタ300エクスポート(1958年)と、バスキュロンチェア(1928年)。
イセッタはドアが前面にある点、丸みを帯びたデザイン、小回りがきく運転のしやすさなどが特徴。1955年からの8年間で16万台が販売され、日本でも運転する人がいたそう。もともとイタリア・イソ社のデザインでBMW社がライセンスを取得した。
原点 「革新性通じる」
関連会社がBMWを扱う同美術館では、館のシンボルにと国内でイセッタを探し、3年ほど前から入口に飾っている。村内さんは「BMWの原点」と称え、現行のBMW車と比較し「痕跡はないが革新性などは通じるものがある」と話した。世界遺産登録については「期待していたので良かった」と喜んだ。
同美術館は家具店「村内ファニチャーアクセス八王子」本店内3階にある。問い合わせは公益財団法人村内美術館【電話】042・691・6301へ(水曜休館)。
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