20歳から40歳までの青年経済人が集う奉仕団体「多摩青年会議所」(多摩JC、遠藤千尋理事長)はこのほど、9月に一ノ宮公園で開催されたイベント「KAOFES」で実施した「パルテノン多摩改修後に付加すべき機能・施設」についての市民投票の結果を発表した。
「地域で何かをやりたい若者たちの駆け込み寺になる」ことを今年の活動方針に掲げている多摩JCでは、「パルテノン多摩の改修」について市に独自案を提案するために検討を進めてきた。そうした中、一案を提案するのではなく、複数案の中からより多くの人に望まれる姿が明確化できるよう市民投票で意見を集めようと、同イベント内で市民投票を実施。案として事前にA〜F案の6項目(表参照)を提示し、その中から、インタビュアーの子どもたちが来場者に1人3つまで意見を聞いて回った結果、最も多かったのはF案、次いでE案だった。
多摩JCでは「回答者は子育て中の親が中心だったが、子どもを遊ばせたり、飲食や休憩ができる空間を求めていることが分かった。今回の調査を今後の事業を行う際に活用し、調査の過程を通して多くの声を知る重要さを再確認した」と振り返った。遠藤理事長は「パルテノン多摩の改修がまだ市民の間で知られていないことに驚いた。いただいた意見は正式に市長にも伝えていきたい」と話している。
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