歴代卒業生の念願が実現 尋常高等学校大和小の記念碑を建立
旧尋常高等学校大和小学校南分教場と歴代小学校の記念碑が10月23日、やまと公園に建立され、除幕式が行われた。
同校は、昭和初年に国民学校として開校し、南大和国民学校、大和町立南大和小学校へと改称。昭和31年、32年に相次ぐ火災により焼失し廃校となった。
記念碑事業は10年以上前から切望されていたが、用地と設置費用が確保できなかったことを理由に断念。今年春、大和市より用地の無償提供があったことから話が進んだ。
南大和国民学校の第一期生、小澤義行さん(77歳)らが中心となり、卒業生に寄付を募ったところ、故人の家族も含め56人が賛同し、建立が実現した。
除幕式には、歴代の卒業生と関係者25人、大木市長も参加した。小澤さんは「卒業生の長年の夢がかなって本当に嬉しい。母校の代わりとして守っていきたい」と話している。
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