なでしこ川澄選手 母校で後輩にエール 「約束」果たし、中央林間小学校へ
女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」の川澄奈穂美選手(INAC神戸所属・26歳)が24日、母校の中央林間小学校(中村敦校長)を訪問。児童らと交流を楽しんだ。
昨年、創立30周年を迎えた同校では、10月30日に開催した記念式典に卒業生である川澄選手を招待していた。しかし、当日は日程が合わずビデオレターが届いたという。その映像の中で「いつか訪問したい」とのコメントがあり、今回、その約束を果たす形で交流会が実現した。
全校児童の前に登場した川澄選手は「みんなに会いたいから、忙しい時間を割いてやってきました」と元気にあいさつ。児童からの質問に答える形で、サッカーを始めたきっかけや中央林間小学校の思い出、なでしこ主将の澤穂希選手との出会いなどを披露した。時折、冗談を交えつつも「大事なことは毎日の積み重ね。私の場合、サッカーの練習を積み続けたことが世界一という最高の結果につながった」と語った。また、「色々な知識を得ていく中で、自分に得意なことが見つかるはず。ぜひ勉強を頑張って、多くのことを吸収していってほしい」とエールを送った。
参加した吉本蒼太さん(6年)は「世界一になるのは大変な道のりだったと思うけど、小さい頃から努力を怠らず頑張れば結果がついてくると分かって良かった」と話し、「テレビよりも綺麗でした」と笑顔を見せていた。交流を終えた川澄選手も「元気な子どもたちに会えて嬉しかったです」とコメントした。
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