自動車の通行車線の幅を狭くして自転車の通行帯を整備する道路工事が、市道南大和相模原線の一部区間でこのほど始まった。昨年秋に大和市が制定した「やまと自転車憲章」に関する取り組みの一環だという。
自転車通行帯の整備が始まったのは、246大和厚木バイパスを南北に縦断する市道南大和相模原線(総延長4・5Km)の一部区間。 246号線から図書館前交差点までの約1Kmの両側車線に、青色の自転車通行帯を設ける。片側4・5mの車道の幅を3mとし、歩道側の1・5mを自転車の通行帯にする。
市道路安全対策課によると工事費は約2000万円で、平成24年度当初予算に盛り込まれている。年明けに始まった予定区間での工事は、3月までに完了する見通しだという。
4月以降もさらに
市では同様の自転車通行帯の整備を4月以降の新年度にも実施する方針で、関連予算を平成25年度当初予算に計上する予定。
同課によると新年度の整備は同じく市道南大和相模原線の北部で、東西に延びる座間街道と交差する中央林間交差点から中央林間6丁目交差点までの約1Km。
さらにこの交差点から中央林間駅までの約700mについても同様の通行帯を設けることにしている。
「健康創造都市」を目指す大和市では、健康づくりにも寄与する自転車の利用を促進するため、自転車を貸し出すコミュニティサイクルの社会実験や自転車利用の基本的な理念をまとめた「やまと自転車憲章」を制定するなど、自転車利用の環境づくりを進めている。 コミュニティサイクルは平成26年度にも導入する方針で、一連の自転車通行帯の整備はこれらを見据えた事業として今後も継続的に進められることになりそう。
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