大和市が昨年10月から運行を始めた新しいコミュニティバス「やまとんGO」が、1月29日(木)から深見地域と桜ヶ丘地域でも本格運行を開始する。
運行されるのは深見地域の「大和駅行き」「市役所行き」、桜ケ丘地域の「右回り」「左回り」の4ルート(バス停は別表参照)。車両デザインは市内在住のイラストレーター・及川正通氏によるもので、1ルートにつき2台のバスが巡回する。乗客定員は通常車両が12人、車いす対応車両が10人(車いす使用者乗車時は7人)。運賃は小学生以上150円。運行事業者は(株)海老名相中。
市内をほぼ網羅
大和市では高齢者や子育て世代の外出を支援するため、2002年度からコミュニティバス「のろっと」を3ルートで運行している。その後、高齢社会の進展を見据え、広範囲に及ぶ交通網の構築を模索。市内4地域8ルートに新しいコミュニティバスを走らせるため、2013年から2014年にかけて実験運行を行ってきた。そこでの意見をもとにルートなどを見直し、昨年10月から中央林間西側地域と相模大塚地域で「やまとんGO」の運行をスタート。29日に新たな2路線が開設されることにより、市内の広範囲をコミバスが網羅することになる。
無料乗り継ぎも導入
「やまとんGO」では、共通する一部のバス停で、無料の乗り継ぎ制度を導入する。乗り継ぎができるのは大和市役所(相模大塚・深見)と南林間駅東口(中央林間西側・相模大塚)。方法は利用者が降車時に運転手から乗り継ぎ券を受け取り、乗り継ぐバスの乗車時に渡すことで1乗車1回限り無料になる。
新しい路線の時刻表とルートマップは市内の公共施設で配布中。
問い合わせは市街づくり総務課【電話】046・260・5444へ。
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