任期満了に伴う大和市議会選挙が4月26日に実施され、市議28人の新しい顔ぶれが決まった。1959年の市制施行から15度目となった今回の市議選には、現職20人、元職3人、新人13人の計36人が立候補した。投票率は前回を1・61ポイント下回る40・80%だった。
今回の市議選は、43人が立候補した前回より7人少ない36人で争われた。
即日開票の結果、現職18人、元職1人、新人9人が当選を果たした。議員定数28のうち、約3分の1を新しい顔ぶれが占める結果となった。
トップ当選を果たしたのは民主党唯一の公認候補だった古谷田力氏で、3724票だった。
一方、現職では、三枝修氏と山本光宏氏の2人が、議席に届かなかった。
維新が初議席
昨年12月の衆院選での大勝で勢いに乗る自民党は、前回2人だった公認候補を現職・新人を含め7人に増やして選挙に臨み、全員当選を果たした。
自民党と同様、前回の衆院選で躍進を果たした共産党。今回、現職2人のほか、元職と新人それぞれ1人の計4人が立候補し、全員が当選。4年前の3議席から4議席へと増やした。
また、前回みんなの党から出馬し、今回は維新の党で選挙を戦った佐藤正紀氏も当選。同党初の議席を獲得した。
公明党は選挙前と同じ5議席、神奈川ネットも同様に2議席を守った。
投票率は前回より1・61ポイント低い40・80%。