神奈川県遊技場協同組合(伊坂重憲理事長)と神奈川福祉事業協会(同会長)、大和・綾瀬、座間・海老名、藤沢の各遊技場組合が2月22日、藤沢市役所防災センターで大相撲の招待券264枚を大和市や綾瀬市など6市1町に寄贈した。
寄贈されたのは、藤沢市・秋葉台文化体育館で4月9日(土)に開催される「第24回大相撲藤沢場所」(勧進元・最上重夫氏)の招待券。寄贈は同組合や協会などの地域貢献活動の一環として行われており、今回で15回目となる。
招待券は障害者施設をはじめ、後期高齢者、児童福祉施設などに届けられる予定で、これまでの招待者数は延べ約6100人にのぼっている。
藤沢市役所で行われた合同寄贈式には伊坂氏のほか、大和・綾瀬遊技場組合の関係者をはじめ、大和市、綾瀬市、海老名市、座間市、藤沢市、寒川町、茅ヶ崎市、の代表らが出席した。
伊坂氏は、藤沢場所開催に向けて尽力する最上氏に感謝を述べるとともに「同場所への招待事業は2001年から継続しており、招待者は6000人を超えた。必ずしも十分ではないかもしれないが、私どもの想いを理解していただき、地域で役立てていただければ」と語った。
各自治体を代表して招待券を受け取った藤沢市の鈴木恒夫市長は「市民の皆様も大相撲藤沢場所を恒例行事として待ち遠しく思っている。盛大に開催されることを祈念する」と述べた。また、各自治体から伊坂氏らに、感謝状の贈呈も行われた。