海老名エフエム放送株式会社(金子純子代表取締役)はこのほど、総務省より無線局の予備免許を取得し、コミュニティFM局「FMカオン」を開局、今年2月末をめどにラジオ放送を開始する。県内では14番目のFM局誕生となる。
同社は海老名市内の有志が結成した「カオン音楽事務局」が母体。「夢 みみここち、大人のラジオ」をコンセプトに音楽だけでなく、暮らしの知恵や地元に密着した情報を発信することで、地元経済の活性化と文化の発展を目的にしている。放送は海老名市、綾瀬市、座間市、厚木市、伊勢原市、寒川町の県央エリア5市1町のおよそ21万世帯に向けて発信する。
周波数は84・2メガヘルツ。24時間放送で35歳以上の世代を主なターゲットに、クラシック音楽や催事情報のほか、地域内の緊急情報や防災・災害情報をはじめ、悪天候の際の学校などの登校の有無なども放送する。「地域に密着した放送局を目指す。潤いのある情報と大人の鑑賞に応える音楽や話題を発信していきたい」と金子社長は話している。
コミュニティFMは放送エリアが市区町村単位に限定される放送で、県単位の県域放送と区分され、平成22年12月現在で全国に242局存在している。
|
|
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>