さがみ縦貫道路 6月28日に中央道接続 八王子JCTまで約20分
国土交通省関東地方整備局相武国道事務所と中日本高速道路(株)(NEXCO中日本(株))東京支社は4月4日、さがみ縦貫道路(圏央道)の相模原愛川インターチェンジ(IC)-高尾山IC間およそ14・8Kmに関し、6月28日(土)に開通すると発表した。海老名ICから中央道に接続する八王子ジャンクション(JCT)までの所要時間は約20分としている。
海老名─高尾山間は普通車で1080円
縦貫道路は2010年2月に中新田に開設された海老名ICと東名高速道路接続部までに1・9Kmが部分開通した後、昨年3月に海老名ICから相模原愛川ICまでの区間が開通した。
相模原愛川IC-高尾山IC間は当初、今年3月までの開通が予定されていたが、区間途中の小倉山トンネル(相模原市緑区)の工事で想定よりも硬い岩盤が確認され、工事進捗に遅れが生じていた。
今回の北伸により東名高速の海老名JCTから中央道の八王子JCTを経由し、関越道の鶴ヶ島JCTまでが1本の高速道路網で結ばれることになる。
海老名ICから高尾山ICまでの通行料は軽自動車が860円、普通車1080円、中型車1290円、大型車1770円、特大車2960円。既に開通しているほかの縦貫道路区間同様、ETC利用時は深夜割引などが適用される。
相武国道事務所などによると中央道と接続する八王子JCTまでの所要時間は通常時で約20分、関越道との接続点となる鶴ヶ島JCTまでは約40分で到着するという。
また現在、工事が進められている海老名JCT─寒川北ICまでの区間およそ4・3Kmについては、これまで通り2014年度中の開通が予定されており、同区間中の海老名南JCTは16年度の供用開始が見込まれている。
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