海老名から関西方面へ向かう夜行高速バスの運行が1月12日から始まった。バスを運行する杉崎観光バス(株)(小田原市)によると、当面は月曜・火曜を除く週5日、運行する予定だという。
名古屋や大阪などと東京、横浜を結ぶ高速バスを運行する同社では県央、県西の利用ニーズに応えようと、昨年夏から海老名市内へのバス停設置へ向け準備を進め、12月中旬に申請許可がおりた。
東京駅と鳥取駅を結ぶ路線の途中停留所として初のバスを迎えた12日夜、定員41人の車両に38人が乗車。定刻の11時25分に鳥取へ向け出発した。
横4列、縦11列の高速バスは乗務員2人体制で約650Kmの行程を走行する。東京駅を午後9時30分に出発する「下り便」は横浜駅東口の「横浜シティ・エア・ターミナル」を10時25分に出発した後、11時15分過ぎに海老名停留所に到着。25分に出発した後、京都縦貫自動車道の京都長岡京を経由し、6時過ぎには大阪の梅田、終着点となる鳥取駅には9時25分に到着する。一方、「上り便」は午後8時15分に鳥取を出発。海老名には午前6時に到着する。
シーズンや曜日により異なるが最も安いケースの場合、海老名―大阪間の料金は2500円程度、鳥取までは6500円程度となる。
同社関係者によると「海老名にバス停が新設できたことで、今後、他のエリアへの路線も検討していきたい。圏央道が開通したことは多くの可能性を高めると思う」と話している。
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