(公社)海老名青年会議所(笹尾茂樹理事長)主催による避難所宿泊体験が、3月28日と29日の2日間、「えびな市民活動センタービナレッジ」で行われた。
これは、地元の小学生に防災に対するスキルを身に付けてもらうと共に、親元を離れた子ども達が共同作業等を通じて自主性や協調性を養ってもらう事などを目的に企画されたもの。
「わんぱくサバイバル〜えびな防災探検隊」と銘打たれた今回は、春休み期間中の市内小学校に通う3年生から6年生まで約40人が参加。青年会議所のメンバー引率の下、様々なプログラムに挑戦した。
子どもならではの適応力も
当日、4つのグループに分かれた子ども達は、消防署の協力により用意された水消火器や起震車、煙ハウスで被災時の対応などを学習。グループ対抗戦で行われた「バケツリレー」では、普段は違う学校に通う子ども達が瞬く間に団結し、互いに声を掛け合って効率良く水を運ぶ姿もみられるなど適応力の高さを発揮していた。また夕食のカレーや、寝床となる「段ボールシェルター」も自分達で作り上げた子ども達は、災害時は避難所としても活用される市民活動センターでの一夜にも物怖じする事無く、概ねぐっすり就寝。翌日は防災拠点を探検しながら地図を完成させ、満足そうな笑顔を見せていた。
青年会議所の一員でこの催しの中心メンバーを務めた永井浩介市議は「海老名の子ども達のために、今後も催しを継続していければ」と感想を話していた。
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