海老名市は5月18日、北海道登別市との間で姉妹都市の締結を行った。今後両市は、文化やスポーツなどの分野で積極的に交流を図る予定。具体的には直近、7月下旬に少年野球の交流事業として地元のチームに所属する選手たちが登別市を訪問するほか、えびな市民まつり内でのPRイベントなどが企画されている。
元々、海老名市は1994年から宮城県白石市との間で姉妹都市締結を行い、幅広いジャンルで交流を深めてきた。その白石市が、以前から登別市と姉妹都市協定を結んでいた事もあり、3市の間で2010年「危機発生時における相互応援に関する協定」を締結。
海老名市から登別市に「消防ポンプ車5台」、登別市からは、今では海老名運動公園の人気者となっている2頭のポニー(エビー、ビーナ)をそれぞれ寄贈し合ったほか、翌年にはこの3市が「家族・姉妹・兄弟・友だち」のような関係性を築くべく、「トライアングル交流宣言」なども行ってきた。
「絆を太く、強いものに」
こうした経緯を踏まえ、今月18日に北海道登別市立幌別中学校で開かれた「調印式」には、海老名市側から内野優市長をはじめ、地元選出議員、行政関係者など18人が出席。さらに今回、両市調印の縁を取り持つ形となった白石市の市長や、修学旅行で現地を訪れていた大谷中学校の生徒190人も見守る中、内野市長は「(今回の締結で)3市がすべて姉妹都市となった。これからも相互理解と信頼を深め、絆がさらに太く、強いものとなるよう精一杯、努めていければ」と挨拶。調印セレモニーでは、両市長と握手を交わすなど、晴れやかな表情をみせていた=写真左。
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