国の史跡である国分南の相模国分寺跡に特設の舞台を設置し、かがり火に照らされた幽玄の世界が多くの観客を魅了する事でも知られる「えびな薪能(たきぎのう)」が9月26日(土)午後6時半から行われる。主催は海老名市えびな薪能実行委員会。
観光創出などを目的に、2010年から始まったこの催し。一昨年前まで3回続けて実施されてきたが、昨年は諸般の事情により見送り。しかし毎回800人近くの市民を集めてきた人気のイベントだけに再開を望む声も多く今年、2年ぶりの”復活”となった。
特設舞台で熱演堪能
今回も、従来の流れを踏まえ、七重の塔の基壇の前に6m四方の舞台を設置。テレビの世界などでも活躍する和泉流の狂言師・野村萬斎さんが、ナンセンスともいえる勘違いが笑いを誘う「蝸牛(かぎゅう)」を熱演する。また能では、前回と同様、人間国宝の父から襲名した九世観世銕之丞さんが出演。のどかな王朝絵巻的世界を雅やかな能で表現する「杜若(かきつばた)」を披露する。
入場券販売は19日から
チケットは指定席A(地上席)6千円、指定席B(スタンド席)4千円で7月19日(日)から市役所で適宜販売(市外在住者は27日から)。詳細問合せは市民協働部 文化スポーツ課【電話】046・235・4797へ。
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