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海老名総合病院レポート 罹患率1位「大腸がん」について 取材協力/外科部長 萩原英之医師
日本人の2人に1人が罹り、国内の死亡原因第1位になっているのが「がん」。国立研究開発法人「国立がん研究センター」によると、2015年の予測罹患数が最も多くなるのが「大腸がん」であると発表。そこで今回は海老名総合病院の外科部長、萩原英之医師に話を聞いた。
死亡率は2位!?
―病気について
大腸がんはこれまで罹患率1位だった胃がんを追い越し、死亡率でも肺がんについで2位になると予測されるほど、年々罹患者数が増え続けている病気です。 当病院でも昨年の外科手術が800件ほどに対し、がん手術が270件、大腸がんについては140件の手術を施しました。男女比はほぼ無く、罹患率は50歳代から急上昇し、60歳代にピークを迎えます。
高齢化社会に伴う「がん対策」は緊急の課題であり、さらにその中でも増加が著しい「大腸がん」は日本人の大きな問題になりつつあるともいえます。
食生活が重要
―予防策について
大腸がんは「食生活の欧米化」が主な病気の原因とも考えられています。
動物性の高脂肪食、高たんぱく質に偏らず、多くのビタミンを含む野菜を中心にバランスのとれた食事をすることが重要となります。
早期発見・早期治療
―健康でいるためには
医療の進歩により、大腸がんに対する治療成績は高いことからも、「早期発見・早期治療」が重要なカギになります。
自覚症状が出るまで待つのでなく、市が行っている検診や「かかりつけ医」に相談をするのがオススメです。健康に意識を持って生活することが大事です。
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