パソコンを使った情報通信技術で地域活性化を目指す市民グループ「Code for Kanagawa」が10月4日、地元情報をインターネット上の百科事典「ウィキペディア」で発信するためのイベントを開催した。
この日は関係者ら20人が参加し、市内の「大山道」沿いの名所である国分宿、海老名市温故館(国分南)、総持院(河原口)の3カ所を調査。現地へ足を運び写真撮影などを行ったほか、図書館内の参考文献からも歴史を探った。その後、ウィキペディアのベテラン執筆者が「中立な観点から書くこと」「可能な限り検証可能で信頼できる文献を明記すること」など、書き込むためのルールや方法を伝授。グループで議論しながらウィキペディアのページに追加した。
企画者の一人は「やり方さえ分かれば、誰でも書き込めるというのがポイント。多くの人が地域のPRに使ってもらい、まちの活性化につながれば」と期待する。
イベントに初参加の女性は「住んでいながら分からないことが多く、改めて地元の歴史を知る機会となり面白かった」と話していた。
地元住民が発信
ウィキペディアで検索可能な事柄はインターネット検索で上位に表示される傾向があり、多くの人に伝えやすいというメリットが存在。これを活用し、2013年に横浜で今回同様のイベントが初開催され、地元住民から地域の魅力を発信できる機会として全国へ広がりを見せている。
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