海老名・座間・綾瀬版
公開:2016年2月5日
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市内社家の常在寺(海野義明住職)で1月30日、恒例の「節分豆まき守護神祭」が執り行われた。
催しが始まった午後4時30分の気温は4・6度。手がかじかむ寒さの中、下帯姿の日蓮宗僧侶が経を唱えながら勢いよく水をかぶる「寒中水行」を行った。一目見ようと集まった人たちは固唾を呑んで見守った。
その後、本堂で僧侶が音頭を取り、集まった地域住民ら約100人とともに「南妙法蓮華経」を唱和し、それぞれが無病息災を願った。豆まき前、「自分の所に来た福豆を取り、他の人のものを無理やり取らないように」と笑いを誘う海野住職。「普段の生活でも、自然にもらえる事の喜びに気づいてもらう機会になれば」と続けた。
参加者は「こうした伝統行事を皆で楽しめるのは嬉しい。ご利益がありますように」と話していた。
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