「武井いちご園」(本郷5130・武井哲也代表)が「平成28年神奈川県いちご品評会(立毛の部)」で最高位となる農林水産大臣賞を受賞した。同園は2009年、12年に続く、3度目の同賞受賞。武井代表は「評価されるのはとても嬉しいこと。海老名の名産品であることに誇りを持って、これからも取り組んでいきたい」と話した。
この品評会は農家の生産意欲や栽培技術の向上、品質改善を促進し、「県内産のイチゴ」の振興を図ることを目的に毎年開催されている。立毛の部では各農園に赴いた審査員が、収量や管理体制、育成状況を基準に評価する。今回は、県内生産者の各地区代表122園が参加していた。
「武井いちご園」では、近年起こっている温度上昇や多雨といった夏場の異常気象に備え、温度・肥料管理を徹底している。今年は10月の曇天により生育は遅れたものの夏前の対策が功を奏し、巻き返すかのように成長したという。
品評会では、徹底管理された生産方法が県農業技術センター職員や市場関係者ら審査員から高い評価を受け、満場一致で農林水産大臣賞の評価を受けた。
武井代表は「今年のイチゴは例年通りの大きさに育ち、大粒でも味がしっかりのっているものに仕上がった。ぜひ地域の方にも召し上がっていただければ」と話している。
同園のイチゴ含め、かながわの名産100選に認定される「海老名のイチゴ」はJAさがみグリーンセンター(大谷)や海老名駅前農産物直売所、各農家の直売所などで購入できる。
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