中日本高速道路(株)がこのほど発表した2017年度事業計画で、現在建設が進められている「新東名高速道路」の海老名南ジャンクション(JCT)―厚木南インターチェンジ(IC)間が、今年度完成予定であることが明らかになった。
開通を予定しているのは、海老名市門沢橋から厚木市下津古久までを結ぶ2Km区間。計画当初は2016年度の完成が予定されていたが、用地取得の遅れや軟弱な地盤への対策などから、翌17年度の開通を目指し再度調整が図られていた。
現在は本線・ランプ部の橋梁上部工や、ジャンクション・インターチェンジ部の工事が行われており、今後は舗装・施設工事に着手していくという。
2020年には愛知まで開通
新東名高速道路は、既存の東名高速道路の慢性的な渋滞緩和のため、1987年に政府が建設を決定した。両道路が並行して走る「ダブルネットワーク」を活用することで、移動時間の定時制を確保することを目的にしている。
一部区間ではすでに運用は始まっており、昨年2月には浜松いなさJCT―豊田東JCT間が開通したことで、御殿場JCTまでの217Kmが繋がっている。
海老名南JCTは圏央道で接続し、現段階では豊田東JCTに続く新東名の起点となっている。2018年度に厚木南IC―伊勢原北ICの7Km区間が、20年度には伊勢原北IC―秦野ICの13Km区間と秦野IC―御殿場JCTの32Km区間の開通を予定している。
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