市内最大規模のイベント「大塚ふるさとまつり」(同実行委員会主催)が8月6日(日)に開催される。製作から30年が経つ「大塚御輿」の渡御をはじめ、趣向を凝らした催しで地域を盛り上げようと準備は佳境を迎えている。渋谷昇同実行委員長=人物風土記=は「地元住民で企画・運営されている『地域手づくりの祭り』。楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
「大塚ふるさとまつり」は、海老名市柏ケ谷と綾瀬市大上・寺尾、座間市南栗原の3市にまたがる珍しい祭り。3市が高座郡だった頃、この一帯を「大塚」と呼び、その当時の青年団が中心となり「大塚祭り」を開催したのが始まり。
地元青年団から消防団、自治会へと主催者が変わり、回数を重ねていくにつれて祭りの衰退化が見られてきたことから、昔の活気を取り戻そうと「大人御輿」を製作。昨年大規模修繕を施し、今年で30周年を迎えた。御輿の管理・保存している「大塚御輿保存会」の坂本政範会長は「地域に根ざした御輿。多くの有志の力によって、地域を盛り上げていければ」と話す。
当日は東柏ケ谷近隣公園で午後3時30分から開会式が行われる。地元出身のK―1ファイター・西京兄弟のパフォーマンスや東柏太鼓の演奏、盆踊り、大抽選会などの催しが予定されている。御輿は午後7時ごろに宮入する予定。
渋谷実行委員長は「夏といえば、祭りや御輿は欠かせないもの。伝統を継承していきたい」と話している。
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