相模鉄道(株)(小澤重男社長)は3月10日、4月27日に行うダイヤ改正に伴い、新たに「特急」列車の運行をはじめることを明らかにした。現在、海老名駅―横浜駅間の所要時間は最も早い「急行」列車で32分。これが「特急」列車が導入されることで6分短縮され、26分で結ばれることになる。
相鉄線で新しい種別の列車が導入されるのは1999年2月に「快速」が誕生して以来15年ぶり。利用者ニーズに立った制度変更で、19年3月までに予定されているJRや東急電鉄との相互直通運転も見据えた上での対応だという。
海老名-二俣川間の停車は3駅のみに
「急行」列車は海老名から二俣川までの9駅を各駅停車で運行している。この区間の運行を見直すことで時間短縮を図った「特急」の停車駅は海老名、大和、二俣川駅の3駅で、二俣川―横浜間は「急行」同様に通過する。
将来的に朝夕のラッシュ時にも
今回のダイヤ改正では「日中の利便性強化」を図ったため、「特急」の運行は午前10時から午後4時に限られ、1時間に2本を運行する。
朝夕のラッシュ時への「特急」導入も検討されたが、シミュレーションの結果、「速達性を実現できない」と判断し、今回のダイヤ改正では見送られた。しかし担当者は「将来的にはこの時間帯にも特急を運行していきたい」としている。
相鉄担当者は「スピード化を図ることでよりお客様の利便性を高めたい。『特急』列車が停車しない駅の利用者の方々にはご迷惑をおかけすることもあるが、速達性の向上にご理解いただきたい」と話している。
問合せは相鉄お客様センター【電話】045・319・2111へ(平日:午前8時〜午後8時/土日祝:午前9時〜午後5時)。
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